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CRM改善。顧客満足度を高めるダイレクトメールの使い分け形状4選。

 

こんにちは、デザイナーの佐々木です。

 

日常の中で数多く送られてくるダイレクトメールには代表的な形状がいくつかあります。

それらを伝えたい内容に合わせて使い分けることはCRM(顧客との関係性)を改善し、
顧客満足度の向上に繋がるため、十分検討されることをおすすめします。

「DMの形状だけでそんなに効果が変わるの?」

と疑問に思う方もいるかもしれません。このエントリーでは、なぜダイレクトメールの形状が
重要なのかをDMが持つ特性をもとに紹介していきたいと思います。

 

CRM改善にダイレクトメールの形状が重要な理由

 

1.企業とお客さまとのコミュニケーションが重要な昨今、ダイレクトメールは
形状の違いによってコミュニケーションの質を簡単にコントロールすることができる。

お客さまに伝えたい内容によって情報の質を適切に変化させる必要があります。
本質はお客さまと会話すること。実際の会話でも、内容によって声の大きさやトーンを
変えたりするように、ダイレクトメールは形状をベースにクリエイティブの方向性を
変えることで会話と同じようにコミュニケーションの質をコントロールすることができます。

 

2.Eメールなどのデジタルコミュニケーションが苦手な部分を補完できる、
うまく連携することで良質なコミュニケーションを作ることができる。

一般的にダイレクトメールはEメールに比べて開封率が高く約60%以上が開封するといいます。
それに比べてEメールは50%以上が件名を見ただけで削除されてしまいます。

つまりEメールが苦手とする行動喚起を補えるということです。※JDMA実態調査
例えば、Eメールであらかじめ情報を伝え、リマインドにDMを送る2段構えの方法は
効果が高い傾向があります。

また、DMを見て完結するのではなくDMを見てもらった人にwebサイトも見て
もらえるような設計にしたり、Eメールなどでサービスのお申し込みをしてもらうなど、
行動の導線を作る役割もDMは担っているのです。

 

これらの結果、CRMの改善、顧客満足度の向上に繋がるということです。
次は実際にダイレクトメールについてどのような種類や形状のものがあるか
紹介していきたいと思います!

 

ダイレクトメールの形状4種

 

1.封書DM

大切なお知らせを届ける際に用いられます。
例えば、購入してくれたお客さまへのフォローDMやバースデーDM。
また、上顧客やVIP会員の方向けのお知らせなどを送る際によく見られます。

多くの人が封筒を明けて中身を確認するのでEメールやデジタル媒体に比べ開封率が
高いです。他にも、ノベルティなどを同封して更に開封率を上げる手段もあります。

また、自由度が高く、様々なコミュニケーションに対応できます。
通常のDMと比べ、封筒という階層を1つ増やすことにより表現の仕方や形などを少し
変えることで様々な内容のモノを伝える手段となります。

コストは、紹介するDMの中でも高めです。
DMを郵送している際やポストに入れた時に受け取った人以外が簡単に見ることが
できないように封筒に入れてあるので全体的に制作費用が高くなります。
なので、通常のDMに比べて使用用途をよく考えることが必要になります。

 

2.大判DM・圧着DM

商品やサービスの告知、新商品や季節の商品のご案内、
サービス紹介などを知ってもらう際によく用いられます。

紙面の面積が広いので、多くの情報を伝えたい時に向いています。
定型サイズのはがきDMなどでは載せたい情報が入り切らない場合などがよくあります。
そういった際に大判DMや圧着DMを用いることで、無理なく載せたい情報を伝える
ことができます。また、圧着をはがすワクワク感をクリエイティブに活かすこともできます。

封書DMに比べ、A4サイズで両面に訴求を載せたり、定型サイズの圧着などにすることで
コストを抑えることができます。

 

3.定型はがきDM

簡単なお知らせや、ご案内などをコストをかけずに情報を告知したい場合などに
よく用いられます。

多くの情報を掲載するには不向きですが、CTA(Call To Action:行動喚起)を
絞ることで効果を発揮します。
限られたサイズの中で最も伝えたい情報、行動してほしい内容を考えて情報を
載せることがDMの効果が発揮されるかが決まる鍵となります。

定型サイズなので投函コストが低く、最も多く利用されるDMです。

 

4.変形DM

とにかく気づいてほしい、知ってほしい情報を届けたいという際に用いられます。

抜き型を使ったDMや、ボックス型のDMは多くの注意を惹き付けることができます。
また、定型サイズのDMや他の郵便物と紛れてしまっても見つけてもらうことができます。

パラシュートの年賀状も毎年、変形DMを用いて皆様にお送りしています。

こういったメリットをターゲットや訴求する内容によって工夫することで
飛躍的にレスポンスを獲得することも可能になります。

制作の行程が多く、形状によっては一度に印刷できる数が限られてしまうので
コストはやや高めです。

 

まとめ

 

今まで紹介した4つが一般的なDMの形状の代表例です。
これはデザイナー目線ですが、やっぱり真剣に制作したモノならお客さまに情報を見てもらう
だけでなく「これはすごい!」や「デザインが素敵!」と思っていただきたいものです。

そしてそのためには、お客さまに届けたい情報はどういった内容なのかを考え、
その内容に合わせてDMの形状を使い分けることが大切になります。

企業と消費者の繋がりが重要な時代、DMはコミュニケーションの質をコントロールする
ことに向いています。
ここはデジタルコミュニケーションが苦手とする分野なので、双方を上手く使い分ける
ことで、CRMを改善し、顧客満足度の向上に繋げることができます。


 

パラシュートはダイレクトメールに特化した会社です。
施策戦略からデザイン、印刷、効果検証まで対応できます。
是非お気軽にご相談ください!!

 

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