CEO Blog パラシュート社長ブログ

2013年02月08日

日本の安易なビッグデータ分析サービスに物申す!データを「扱う」と「活かす」事の大きな違いを理解する。

最近bigdata(ビッグデータ)の記事、書籍が沢山発刊され、

IT系のwebサイトでは過熱気味に議論が行われています。

 

ビッグデータはファクトでは無いだとか、ビッグデータのリテラシー基準が無い、
ビッグデータを分析する「データサイエンティスト」人材が必要だ、等・・・

ビッグデータを「ビジネスに活かす為の環境整備」の期待が
クライアントにとってもサービス提供側にとっても高まっています。

 

そんな中、データ分析サービスします!という企業も沢山出現しています。
特に大手システム会社中心に営業がスタートしている様です。

なぜ大手システム会社かというと下記が理由の様です。、
システム会社社内人材の一般的なキャリアパスとして下記の流れがあります。

 

PG(プログラマ)→SE(システムエンジニア)→ PL(プロジェクトリーダ)→ PM(プロジェクトマネージャ)又はシステムコンサル

 

最近では、PLやPM、システムコンサルをキャリアとして志向せず
データベース関連の知識やスキルを深堀って取得し、
そこからデータアナリストやデータマーケター、
または最近のホットワードでもある「データサイエンティスト」を
キャリアとして目指す事
を考えたり、
社内にも専門の部署が出来たりして、組織化する様になったそうです。

だから急に営業がスタートしているのですね(汗)
 

企業の中には、良く見渡してみると沢山のデータが存在していますが、
そのデータの場所とレイアウトとリレーションだけを理解して集計・整理しても意味がありません。
さらにサービス提供側が提案する際に、「御社のビッグデータ」と言いますが・・・

 

アメリカではビッグデータを下支えする技術Hadoop(ハドゥープ)活用の現場では
10TBレベル以上のデータを差すらしく、
日本の企業のデータで10TB以上蓄積された解析対象データを持つ企業は3割以下だそうです。
(逆に10TB以上データを持っている企業が3割もいる事が驚きですが)
※「Hadoop(ハドゥープ)」大量のデータを処理することができるミドルウェア、技術を指しています。

 

だとすると、少し過熱気味かもしれませんね。
本当は既存の技術でも十分自社データを分析する事は可能なのに、
仕組みが無いと出来ない、という風潮があるかもしれません。
SEが急にデータを分析します!という話でも無いと思います。

 

ビッグデータをビジネスに活用するためには・・・
SQLの知識、Hadoopの知識、データマイニングの知識、BI(ビジネスインテリジェンス)の知識、
ここまでだとおそらく、「データを扱う」に過ぎません。

 

マーケティングの知識、さらには事業経営の知識も駆使して
企業のビジネスを理解し、データの「意味と相関性」を理解して
「散り散りになったデータベースを複合的に分析」し、

今ある顧客への既存のアプローチ方法と、
テクノロジを活用した新しいアプローチ方法、
具体的なアクションプランを考えられる人材が
クライアントにも分析サービス提供側にも必要
になります。
そこまできてやっと
「ビジネスにデータを活かす!」事が可能になると思っています。
 

そんなスーパーマンどこにいるの!?と思ってしまいますが
弊社にもデータ活用する為の社内人材育成の相談も来る様になりました。
「扱う」から「活かす」、データをお金に変える事が出来る!

難しい課題ですが、
そういう企業が沢山出現すると世の中がもっと変わるかもしれません。

最後まで読んで下さりましてありがとうございました。

(『ITmedia マーケター通信』2013年2月7日掲載

ページトップ

2013年02月01日

2013年、「今年の色」は何色だ?「色のチカラ」はいつでも偉大。

早いもので2013年も2月に突入ですが、

2013年、「今年の色」皆さんご存知でしょうか。

 

ファッションや化粧品ブランド、ホームファッションの分野でも

生活の中で今年の「色」、いわゆる流行色は敏感に取り入れられています。

 

昨年もブログで書いたのですが、

ご存じの方も多い「色」を司る権威として[pantone(パントン)社」があります。

パントン社は1963年の創業以来、「色の権威」としてグラフィックやテキスタイル、

プラスチックや建築&インテリアなど世界中のさまざまな業界でカラーシステムや

色選択技術、高精度のカラーコミュニケーション技術を提供しています。

 

そのpantone社が発表した2013年のColor of The Year(今年の色)は何色かご存知ですか?

 

その色は・・・

 

Emerald(エメラルド)!です。

 

詳しくはコチラより

 

宝石のエメラルドの色そのものですね。

アメリカのシアトルはその美しさから「エメラルドシティ」と言われています。

 

これから春になって、ファッションのカラー、印刷物のカラー、WEBサイトのカラー等、

様々な場面で気を付けるときっとEmeraldが目につくと思います。

(私は言うと・・この色のアイテムは一つも持っていない!汗)

 

ちなみに

画面でのRGB数値だとR0 G152 B116 で表します。

印刷物でのインクCMYK数値だとC86 M8 Y57 K0で表します。

デザイナーならすぐに想像できる数値ですね。

 

私たちが仕事をしているダイレクトマーケティングの

クリエイティブの世界も、流行色とはとても関係深く、

手にとってもらえる、ぱっと気づかせる、クリックさせる・・・等

(最近のeコマースの世界だと、ボタンは緑!というレジェンドが生まれつつありますね)

 

どんな色が「目に付きやすい」か、「今っぽく感じる」かを

常に意識してクリエティブする必要があります。

 

気持ちを動かす、アクションに繋がるクリエイティブを!

「色のチカラ」はいつでも偉大です。

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

ページトップ

2013年01月23日

年賀DMのレスポンスとグループ合宿!

早くも2013年も一か月が終わろうとしていますが、

年始から沢山の方にお会い出来る機会も頂いています。

 

弊社グループの年賀DMのレスポンスも上々で、

「ダイス振ったよ!」

「どうやってああいったアイディア考えるの?」

「さすがダイレクトマーケティングの会社だね」等々・・・

お褒めの言葉を頂いて、昨年10月から何度も企画を考えたチームに感謝です。

 

DSC01032.JPG

 

 

また、1月は半期に一度のグループマネージャー合宿の時期でもあります。

今年も23日、二日連続夜中の2時まで(!!)皆で熱く議論しました。

 

→内容はコチラ(パラシュート株式会社 田中ブログより)

 

殆どのメンバーがプレイングマネージャーの中、

じっくり立ち止まって会社の未来について語り合う事は中々日常ではありません。

私自身にとっても、誰よりも外部環境は理解しているつもりですが、

マネージャーから発信される内部環境を深く理解する大事な時間です。

 

その上で現段階での自社の市場でのポジショニングや近い未来のターゲットを

メンバーにしっかり理解・共有出来た二日間でした。

 

この数年はグループ全体で毎年約10%程度社員数が増えている状況が続いています。

今までの小さなチームから、

これからは「小回りが出来てスピード感のある小さなチームが

沢山集まる大きなチーム作りをする事」が重要と考えています。

 

世の中にケーススタディは沢山ありますが、

他の会社の真似をしても上手く行く保障はどこにもありません。

むしろ自分の会社の事は自分で決めるべき、と思っています。

 

誰もが「普通の会社」をやりたくて働いているわけではなく、

「スペシャルな会社」を「スペシャルなメンバー」で実現したいですね。

 

いつもやる事沢山、わくわくしています!

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

ページトップ

2013年01月07日

2013年スタート!本年もよろしくお願いいたします。

2013年、本日から正式に仕事始めとなりました。

今年はスタッフの協力もあり、

少しいつもより長い休暇頂けたので、

沢山考え事や整理が出来ました。

 

巳年という事でもう一皮、いや二皮脱皮したい、

という気持ちが強いですが、

ビジョンは大きく持ちつつ、心を落ち着かせ、

目の前の役割をしっかりやって行きたいと思っています。

 

おみくじは大吉!志大きく!

 

今年も皆さま、益々一層のご愛顧よろしくお願いします!

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

ページトップ

2012年12月28日

「念いの力」~年末のご挨拶

弊社は本日を持ちまして2012年御用納めとなりました。

2012年、国も社会も経済も決して順風と言えない一年だったと思います。

 

「念い(おもい)の力」と言う言葉があります。

 

自分の心に強く念じ、念うこと。

途中で投げ出さない、最後まであきらめない、考える事を止めない事。

 

パラシュートグループの未来と夢は

「世界的なダイレクトマーケティングカンパニー」になる事。

 

役割の違うスタッフ一人一人の念いが繋がっていないと難しい未来。

でも決して掴めない未来では無い、と最近強く感じています。

 

どの企業よりも大量データのハンドリングが出来、

どの企業よりも示唆に富んだ分析レポートを提案し、

どの企業よりも仮説とレスンポンスを意識した販促をプランし、

どの企業よりも優れたツールをクリエイティブし、

そして、どの企業よりも顧客との距離を縮める事が出来る。

 

背伸びする必要なんかない。いつも顔を上げて、前を向いて。

一歩ずつ、一歩ずつ歩んで行きたい。

 

自分の仕事がどこかの誰かの心の距離を縮めると信じて。

その先に成長した自分と、会社があると信じて。

 

2013年も「念いの力」が強いメンバーで、

「念いの力」強い組織を育んで行きたいと思います!

 

最後に、皆さんとその家族や大切な人の健康と成長、幸せを祈って。

パラシュートグループを支えてくれる多くの人々に感謝を。

 

良いお年を!

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

ページトップ

2012年12月18日

事業に横串を差す、マーケティング部門とCMO(Chief Marketing Officer)の重要性

最近クライアントとお話ししていて、

マーケティング部門の必要性、またその最高責任者である

CMOChief Marketing Officer)の重要性を議論することが多くなりました。

 

小売業・通販業においてマルチチャネルを活用しリピート促進の為に、

店舗営業部門・通販部門・WEBEC部門を横串して施策推進する部署として

マーケティング部門の重要性が認知され始めている様に感じています。

 

推進を後押しするのはもちろんテクノロジーなので

IT部門が両輪、また推進役としての役割を担います。

その事を理解している大手ITベンダーは、

営業先をCIOからCMOに標準を合わせて営業している、と先日聞きました。

 

NRI12月のメディアフォーラムで発表した資料から・・・

日本企業では、CMOの役職が有る企業が約11%、

またマーケティング部門とIT部門の連携を定期的ににとっている企業は約14%に留まっています。

(広報・宣伝、リサーチ系の統括、または営業部門の調整役に留まっている企業もいますが)

 

今後は顧客接点をマーケティング視点で考えた際に

チラシ担当とマス担当、WEB担当といったメディアごとの担当という事では無く、

マーケティングデータを読み解き、それらを意思決定データとして活用しながら

例えば・・・

・新規顧客獲得マネージャー(KPIは見込み顧客の流入経路の開拓と新規顧客獲得率等…)

・既存顧客維持育成マネージャー(KPIはリピート率と離反率等…)

これらを統括するのがCMO、といった組織も今後考えられますね。

 

先日のブログに書いた、マーケティングオートメーションの考え方も、

テクノロジーがマーケティングの部門を後押しする事項の一つだと思っています。

 

顧客の関係性がマルチチャネル化し、関係維持の考え方が変化する事に合わせて、

企業内の組織の在り方も見直すタイミングが来ており、

来たる2013年はその動きが益々加速するのでは無いかと思っています。

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

ページトップ

2012年12月03日

分析と実行と検証の「隙間」を取り持つ「マーケティングオートメーション」の重要性!

最近は「マーケティングオートメーション(Marketing Automation)」

というキーワードを良く聞く様になりました。
同じ内容で「キャンペーンマネジメント」という表現も聞きます。

「マーケティングオートメーション」と聞くと、
何やら人間味の無い、無機質なアプローチで効果無いのでは?
(私も当初は自動電話応答等をイメージしてしまいましたが...)

ウィキペディアによると・・・
Marketing Automation has a focus on moving leads from the top of the marketing funnel
through to becoming sales-ready leads at the bottom of the funnel.
Prospects are scored, based on their activities, 
and then presented drip campaign messaging via email and social channels,
thus nurturing them from first interest through to sale. 

「マーケティングオートメーションとは、
見込み顧客をマーケティングファネルの川上から
営業可能な川下にまで引き渡す
こと。
それらのマーケティング活動をもとに評価し、キャンペーンメッセージを
Eメールやソーシャル系のチャネルを利用して行う。
最初の興味レベルから、営業レベルにまで育てること。

だそうです。

 

アメリカでは沢山の企業がマーケティングオートメーションのシステムを提供する様になり
マーケティングサービスプロバイダ(MSP)と言われるそれを運用サポートをする企業が
BtoB、BtoC、様々な業種業態の企業に対して導入を提案しています。

 

現在の日本では・・・
「分析を実現するためのハード」
「分析するシステム・サービス」といった現状把握を提供する企業と

分析からのアクションを実現するための
「メール配信」
「DM制作・投函」
「DSP等のWEB広告」
「コールセンターのアウトバウンド」等
実際のアクションを提供する企業が分かれ、距離感があると感じています。

その間を埋めるのがまさしくマーケティングオートメーションです。

 

itmedia_no4.JPGのサムネイル画像

 

上記のMSPの様な「個」を把握し、一人一人のお客様へのアプローチを全体マネジメントする様な
マーケティングのシステムを提供する企業が少ない様に感じています。

「個」へのマーケティングのマネジメントとはどういう事か。例えば・・・
・Emailは週に2通までしか送らない
・優良顧客へのコンタクトは月度で6回まで
・ランクの低い顧客へのアプローチはシーズン毎に2回まで
・あるEmailオファーに反応した人は次のオファーの対象にはならない
・コールセンターのキャパシティは週に10000件までなのでキャップを決める
・次の勧誘まで最低20日間は空ける
・無料サービスと割引クーポンは同じ人に提示してはならない
・優良顧客でも先月買っていない人はターゲットとする
・コールセンターで直接コンタクトした人はEmailの案内から除外したい
・A商品とB商品、続けざまに案内しない、最低30日は空けること
etc・・・

 

容易にイメージ出来、顧客の立場だと気の利く内容ばかりですが、
ダイレクトにアプローチできる、メールやDM、コールセンターの仕組みを
別々に管理していると、とても時間と手間がかかる、もしくは出来ない事ばかりです。

 

ビッグデータの分析を提供する企業が増えるに連れて
企業が個人の購買状況をより深く把握可能になると同時に、
きめ細やかなアプローチ施策を同時に実行するための仕組みと
仕組みだけでは無く、データから多くの仮説を生み出し、
分析と実行と検証の「隙間」を取り持つ様なシステム・サービス・企業の必要性があると
最近強く感じています。

最後まで読んで下さりましてありがとうございました。

ページトップ

2012年11月26日

レベニューシェア(Revenue share)という言葉の意味

最近マーケティングサポート業務を通じて

新規事業の戦略策定のお手伝いをする事が増えました。

 

その中で事業推進・実行フェーズにおいても弊社に業務委託頂く事で

共に売上実績の共有をしながら、利益を配分する契約が多くなってきました。

 

簡単に言えば、売れるのも売れないのも、事業が成功するのも両社次第、

依頼主・依頼元に関係無く、共に目標に向かって意見を出し合い

成功を目指す、という考えです。Revenue shareと良く言います。

 

ウィキぺディアによると・・・

レベニューシェア(Revenue share)とは、アライアンス(提携)手段のひとつ。

支払い枠が固定されている委託契約ではなく、

パートナーとして提携し、リスクを共有しながら、

相互の協力で生み出した利益をあらかじめ決めておいた

配分率で分け合うこと、だそうです。

 

上記にもありますが、この考え方で大事なのはやはり

「パートナーとして」「リスクを共有」する事です。

 

真のパートナーとは何なのか。

 

リスクを隠して、本当の顔が見えない相手とRevenue share契約すると

両社ともアンハッピーです。

依頼主側が、運用委託費を固定費として支払いたくないから、

高額なイニシャルを分散させたいから、

そんな思惑が透けて見える話も最近は良く耳にします。

 

弊社の関係している企業様との間柄は、

もちろん互いに協力をしながらリスクを共にする

パートナーシップをとらせて頂いていますので

非常に幸運だと思っています。

 

しかしながら、「共にリスクを共有するにふさわしい相手か」どうか

常に見極められている緊張感も一方であります。

相手の期待に応え続ける事、

いつも前を向いて成長する意識が無いと継続しませんね。

 

先日プロ野球の一つの賞が発表された際の受賞基準が気になりました。

 

その基準は「与えられた役割をまっとうする事」。

 

与えられた役割とは何か。

「レギュラーとして全試合出場する事」

「その上で周囲を納得させる成果をだす事」の二つだそうです。

その選手が「余人を持って代えがたい」と評価され、人々から称賛される賞を受賞する資格がある。

 

社員も会社もRevenue shareの意味を良く考え、

クライアントから与えられた役割を真の意味でまっとうすべき、と強く感じました。

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

ページトップ

2012年11月06日

データ分析活用推進派!が抑えておくべき「ビッグデータのプライバシーとセキュリ ティ」

最近は日本中でビッグデータ関連セミナー及びイベント、

関連書籍等様々な形で発信されていますし、活用事例等もちらほら出ていています。

その一方でビッグデータ活用にあたりプライバシーやセキュリティ対策についても
スマートフォンアプリでの個人情報流出同様、課題視される事も多くなってきました。


先行している米国では、世界最大規模のマーケティング組織、
DMA(direct marketing association)が主導となり、
今年ラスベガスで実施された世界大会DMA2012にて、

「the Data-Driven Marketing Institute(データ分析マーケティング機構)」

という新しい組織の立ち上げが発表され、
組織的に活用・プライバシー・セキュリティの
ガイドラインを研究・発信する事になりました。
課題に対しての取組についても発表されています。

3kaime002.jpg

 

3kaime001.jpg

①digital pricvacy
・ベストプラクティスアクションの共有
・オンライン上でトラッキング出来ないアクションの共有
・ソーシャルネット上でのプライバシー防御策の共有
・子供が誤ってプライバシーを流出しないアクションの共有
etc...

②data security
・データセキュリティと消失防止のアクションの共有
・データ保護のアクションの共有
・個人情報のセキュリティに対するアクションの共有
etc...

また、2012年2月に大統領名にて発表された
「消費者プライバシー権利章典」(A Consumer Privacy Bill of Rights)
大きなインパクトになっていると思います。
(ホワイトハウスのページより引用)


一方日本では、総務省が中心につい最近、
「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」を発足する発表がありました。
発足の背景目的としては下記の通り発表されています。
(以下総務省ページ引用)
________________________

ICTの普及発達は、クラウドサービスなど国境を越えた情報の流通を極めて容易としており、
国際的な調和の取れた、自由な情報の流通とプライバシー保護等の双方を確保する必要性が高まっています。
海外でもEUでデータ保護規則案の提案、米国でプライバシー権利章典の公表がなされるなど活発な議論が行われています。
これらを踏まえ、プライバシー保護等に配慮したパーソナルデータ(個人に関する情報)の
ネットワーク上での利用・流通の促進に向けた方策について検討することを目的として、本研究会を開催します。
 
主な検討事項
①適切な流通に向けた、パーソナルデータの取扱いについての基本的な考え方
②適切な流通に向けた、パーソナルデータの具体的な取扱いの在り方
③適切な流通に向けた、安心安全なパーソナルデータの取扱いの確保に向けた方策
________________________

消費者にとっての便利サービス・情報の提供、は、それを下支えする行動・購買ビッグデータの分析からの仮説検証に基づいて進化している事で間違いありません。
一方で活用を推進、提案する人間が、正しいリスクとそれに対しての国の方針等を理解せずに進めることも、その活動自体が提案を受ける企業にとってのリスクとなりかねません。

「データ活用推進派!」こそ、目の前のデータに埋もれず溺れず、
「ビッグデータの大海原」をコンパスを持って航海して欲しいですね。

最後まで読んで下さりましてありがとうございました。

『ITmedia マーケター通信』 2012年11月5日掲載

ページトップ

2012年11月02日

「なぜ売れたのか?」お買物をデータで考える!

普段の何気ないスーパーやドラッグストアでのお買物。

様々な理由があって顧客は財布からお金やカードを取り出し、

「お買物」というアクションに辿り着いています。

 

その様々な理由、いわゆる「消費者インサイト」を沢山イメージし、

顧客のニーズにあったマーチャンダイジングを計画するのが

メーカーや小売業のマーケターの役割です。

 

とはいえ、なかなか売れない時代。

そんな簡単にイメージ通りにはいかないのが現実です。

 

「消費者インサイト」が多様化・細分化したことで、

「なぜ売れたのか」がわからない、理由がはっきりしない、という声をよく聞きます。

「複合的な要因が作用」し、一つの商品が売れる理由を

把握、検証する事が難しくなってきています。

 

近年、ビッグデータ解析含めテクノロジの進化によって

様々な理由をデータで補足することが出来る様になり、要因をデータから探ろう、

という機運が高まってきています。

 

お買物を左右する要素、あなたはいくつ挙げられますか?

例えば・・・

 

●住環境・暮らしによって左右される要因

・季節

・天気

・気温

・旬

・社会催事・ライフスタイル

(入試・入学・長期連休・妊娠・出産・結婚・離婚・転居・就職・転職・リタイア・年金・死別等)

 

●小売業によって左右される要因

・セール

・ランキング

・機能比較

・価格

・店内演出

・マネキン呼び込み

・テレビ番組

・クチコミ

・ソーシャルメディア(レシピ

WEBサイト(2ch・ニュースサイト)

・ブログ(芸能人・有名人ブログ)

 

●メーカー・商品に大きく左右される要因

・ブランド

・産地

・生産者、職人

・規格

・サイズ

・等級

・フレーバー

・カラー

・効能

・素材・原料

 

●ムーブメント・欲求によって左右される要因

・トレンド

・欲求(美・痩身・筋肉・長寿・健康・恋愛)

・回帰・懐古

・シリーズ

・テクノロジ

・教育・介護

・海外独自

 

これだけの要素が複雑に絡みあって「お買物」がなされているとすれば

簡単に売れないとマーケターが頭を悩ますのもわかる様な気がします。

全ての要素まで完璧には出来ないまでも、いくつかの要素がデータ化され、

作用点がデータから見出せたなたら、それは自社の企業ノウハウとして蓄積すべきです。

 

これだけ沢山の要素が詰まっているからこそ、

マーケターにとってお買物を科学する事は楽しく、発見や驚きが詰まっているのだと思います。

 

Think out!

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

ページトップ

ページトップ