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プロジェクトのアレコレ

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

営業企画部マネージャーの伊勢です。

J.J.田中がスタッフブログからめでたく社長ブログへお引越ししたため、すっかり私専用のブログになりつつある今日この頃。

J⇒ジョーム J⇒? そういえば、二つ目のJは何だったのだろう。

 

そんなことは、さておき。

わが社で一番古い活版印刷機「プラテン」を活用しようプロジェクトによる、第一弾商品ができあがりました。

すでに先のブログでご報告しました「縁起物コースター」です。

 

このプロジェクトは、有志が集まって始動したのですが、気が付けば、デザイナー4名・営業企画4名オール女性プロジェクトになっていました。

自社の工場にある機械ながら、若いスタッフたちは動いているところを見たこともないという驚愕の事実。

 

時期的に、ちょうどお年始にお配りできるものが良いのではという事で、縁起物というモチーフに、印刷・空押し・型抜きと、プラテンでできる要素を詰め込みました。

それぞれ役割分担したプロジェクトメンバーが、用紙の手配や、プラテン印刷用の樹脂版手配、空押しの型や抜型の手配をしましたが、各工程がいつもとは異なり、最初に決めた用紙が今回の仕様に合わずに、変更せざるを得ない状況になったり、時には、資材屋さんに教えを乞いつつ何とか印刷の工程までたどり着きました。

 

いよいよ、印刷スタート。みんなで工場へ刷り立ちします。

樹脂版を印刷機にセットするところです。

色チップに色を合わせます。

さあ、いよいよ空押しというところで凸凹がイメージしていたものと逆に!!

空押しは、押す側の版と受け側の版で挟み込むように加工します。

発注の際に、どうもその辺りのやり取りがうまくいかなかった様子。

ここまで来たら、とりあえずそのまま進めることにしましたが、これがお客さまからの発注でしたら、当然作り直しです。

皆で反省しながら、一つ大きな経験をしました。

 

出来上がったものを見ながら、空押しの件も含めて、みんなで反省会。

ところが、

・厚い紙は結構いけることが分かったけど、どこまで薄い紙ができるの?

・薄い紙にしたら凸凹は?

・空押しだけでも、はっきり絵柄が出るので、空押しと印刷それぞれを生かすデザイン訴求もしてみたい。

・オフセットではあきらめていたほかの用紙も、試したい。

 

反省どころか、次にしたい事ばかり。

さて、それでは、第2弾に取り組みましょうか。

何が出来上がるのやら、私自身ちょっと楽しみです。

 

それではまた。

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