スタッフブログ

2012年09月24日

リスク認識と判断について

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

 

ようやくと。札幌も涼しくなってきまして爽快な日和が続いております。

で。ございます。

今日もさわやかな秋晴れですよ。

 

◆そんなことはさておき

今回は、今朝あった出来事から「リスクと判断」について考えてみました。

 

銀行業務のため午前中外出しました。

帰りの道すがら。

会社そばの地下鉄の入口で四つん這いのようなカッコウでうずくまっているおばあさんに遭遇しました。

遠目では、何か溝に落ちたものを探しているように見え、何か探しているのかな?という程度にしか見えませんでした。

私の前に通り過ぎた中年男性は、そのおばあさんに一目して「何をやっているのだ?」という程度の関心で通り過ぎました。

 

白の上着とグレーのパンツ。頭には白の帽子の華奢なおばあさん。

 

次に私が近づいていくと。。。

どうも様子がおかしい。

落ちたものを探している風でもない。

「これは、おかしいよね!?」

どうも苦しんでらっしゃる様子。

 

慌ててかけより

私:「大丈夫ですか!?具合わるいの?!」

私:「立てますか?」

 

---と、肩をかかえる

---おばあさんひとまず立つ

 

おばあさん:「ちょっと、めまいがして。。。おかしいね。。。」

・・・しまった。めまいするなら立たせない方がよかったかも。。。・・・

 

私:「大丈夫ですか?!苦しいのかい?」

おばあさん:「やー。めまいがしてねぇ。娘に合うとこなんだけどさ」

私:「おぉ。そうかい。めまいかい。大丈夫かい?アレやったらちょっと横になったほういいよね?少し横になるかい?地下鉄の職員さんに連絡しようか?(少し休めるとこあるハズだから)」

おばあさん:「いやぁ。大丈夫だぁ。なんかね。めまいがしてね。でも娘に会うんだけどさ。グランドホテルいかないとだめなのさ。」

 

---おばあさんは口のまわりに手をあて、身体の具合を確認している様子。

 

おばあさん:「やっぱり乗った方がいいねぇ。2000円か3000円だよね。」

私:「ん??? あぁ、地下鉄でいったら300円くらいだけど、タクシーならそんなもんかなぁ」

私:「でも、大丈夫かい?横になった方がいいよ。」

おばあさん:「いやいや。大丈夫。娘に会わないとさ。」

私:「そうかい。。。まぁ、大丈夫ならいいけどさ。。。」

私:「・・・。」

私:「したら。。。タクシー乗るかい?」

おばあさん:「うん。そうするわ。」

 

---ちょうど目の前にタクシーが止まっていたので、そこまで連れていく。

---開くドア

 

私:「すいませーん!グランドホテルまでお願いします!なんかね、めまいするって言っててね。。。でも、娘さんと会わないといけないらしくて。。。すんませんけど、何卒お願いしますね!」

 

そう言って、おばあさんをタクシーに乗せて見送ったのですが。。。

 

 

1.私の判断は適切だったろうか?

 

2.タクシーの中でおばあさんは体調崩してはいないだろうか?

もしも、タクシー内で具合が悪くなり、重篤なことになってしまっているならば、私の判断は適切だったろうか?

その可能性を知りながらタクシーに乗せたのは適切だったのだろうか?

 

3.娘さんには無事に会えたのだろうか?

もしも、娘さんにグランドホテルで会えたとして。

会っている最中に具合が悪くなって重篤なことになってしまっていたとしたら、私の判断は適切だったろうか?

それとも娘さんと面会中に重篤なことになった方が全体的には適切なことになったというのだろうか?

 

4.地下鉄の職員さんに連絡しようか?とか、救急車呼ぼうか?とかいったように、体調が悪い人に対して自分で選択してもらう質問をなげかけるのは適切なのだろうか?

状況判断して、私が、ベストだと思えば、大事をとって救急車を呼んだ方が適切だったのではなかろうか?

 

恐らく、そのおばあさんは、無事に娘さんと会えたのだと希望的に思っておりますが。。。

こんな疑問を考えました。

 

 

↑の話はビジネスではないシーンでの出来事ですが。

リスクと判断という観点でとらえた場合、上記のようなモデルは日常的だと思います。

 

経営判断のような大きな話ではなく、日常の業務進捗上の判断で、リスクと判断は常に試されているように思います。

 

・今日中にお客様に一言連絡しておいた方がいいなと気づいていながら、部下にその「確認しといてね!」と言うか言わないか。
その一言を伝えれば少なくとも、お客様に一言連絡がなされる可能性が高まる。

 

・一言、他部署の確認をしておけば、大参事にならなくて済むのだが。。。と分かっていながら、「めんどくさい」とか「問題ないだろう」とか「あの人と話すのが気が引けるから」とかいった理由で、確認を流して進行してしまう瞬間。

 

・確認するべき問題か、自分で判断して良い問題か。そのどちらかの判断に迷う瞬間。

 

こういったことはよくありますよね。

 

リスクは回避するべきものかテイクするべきものか?

 

この疑問に対する私の考えは。

ビジネスにおいては、4:6程度の割合ででも、テイクする割合は高めるべきだと考えています。

何故なら、ビジネス上のリスクはテイクしたとしても、生死にかかわることは殆どないからです。

転落人生になるとか、貧乏になるとか、ドロップアウトするとかいったことはあるかもしれませんが。

 

でも。そう簡単に死にません。

 

だから、多くのことを恐れて回避しつづける姿勢よりも、積極的にリスクテイクする姿勢を強め、自分の枠を広げたり、新たな視界や視点を得たりする方がベターだと考えます。それが責任を持つということでもあると考えます。

 

もちろん、リスクテイク判断をするために、情報を集めることは大事ですよ。

知りおきて害をなすな。とドラッカーは言いますが。

その視点はとても大事ですね。

リスクを認識しておきながら、回避するともテイクするとも判断しないのは未必の故意として糾弾されてもしょうがないでしょう。

 

自らの自戒をこめても思いますが。

そういった、日常のちょっとしたリスクと判断の瞬間を流さないようにしなければと思う次第です。

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2012年09月04日

お待たせしました!リニューアル完了!

みなさんlこんにちは! J.J.田中です。

昨日の札幌は激しく雷雨に見舞われました。午前3時頃にピカピカー、ゴロゴロー、バキバキバキー。

激しく眠れませんでした。。。

 

◆そんなことはさておき

みなさん大変長らくおまたせいたしました!

盆期間中のリニューアルのご報告を、ようやくと、行えます。

すみません。

盆明けから激しく出張しておりバッタンバッタンで。。。と一応言い訳しておきます。

 

 

まずは、美しくなった出荷エリアのエントランス

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ここでは主に出荷作業を行っております。

 

明るくなった作業エリア!

ベージュの床とメープルの作業テーブル!

 

その奥見えるのは在庫エリアです。

 

今回のリニューアルでは、エリア定義をしたことにご注目ください。

・在庫を保管するエリア

・出荷をするエリア

・出力をするエリア

・セットアップを行うエリア

など。

業務フロー毎にエリアを定義しその定義に沿った資材や道具・備品の配置を行っております。

 

ちなみに、在庫エリアは施錠できるようになっております。

setup03.jpg

 

続いてセットアップエリア

setup01.jpg

床の貼り替えも行い、ホコリやゴミをキレイに清掃できる体制に整えております。

また、毛髪・体毛混入を防ぐべく、スタッフユニフォームも食品加工施設さながらにリニューアルしております。

 

今回のリニューアルでは、過去の失敗や経験を踏まえ、設備面の改善が主な趣旨でした。

オペレーションや5Sなどについても引き続き改善活動を繰り返しながら、お客様からのご依頼に応えるべく、ハード・ソフト両面を合わせ、セットアップ業務の品質向上を継続的に続けて参ります。

 

みなさま。引き続き、何卒よろしくお願いいたします!

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2012年08月12日

実況!リニューアルなう。

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

全国的にお盆ですね。お墓参りに行かれる方も多くいらっしゃることでしょう。

お墓参りの時間は、地域や風習、ライフスタイル事情によってさまざまですね。

私の実家は夕方5-6時頃の陽が落ち始めるころに参る風習でした。

ヒグラシの鳴き声のなか、しっとりとお参りするスタイルです。

 

◆そんなことはさておき

以前のブログでもご紹介いたしましたが、当社はただいまリニューアル中です。

ダイレクトマーケティングの「クリエイティブセンター」を確立すべく。

ハード/ソフト両面からのシフトチェンジを実行中です。

 

ダイレクトマーケティングのクリエイティブにおいては近年、少ロット・多品種体制に加えて、手作業でしかできない精緻でクオリティの高い加工(付加価値)へのニーズが高まっております。

当社もそういったトレンドをキャッチアップすべく、

・トレンドに適した業務フロー構築のためのハード改善

・クリーンな業務環境の実現

・情報の機密性をより高めるための設備改善

といったハード面の改善を進行中です。

 

オンデマンドエリア、手加工/セットアップ/アセンブリのためのオペレーションエリア、在庫エリアというようにエリアを明確に分離するレイアウト変更を行っております。

 

今回は、そのリニューアル工事の一部をご紹介です。

 

【アングル1】

これが。。。

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こうなって

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こうなったり。。。

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【アングル2】

モノをどかしてみると意外と広い部屋だったんだなーと思う部屋に

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材料運びこんでと。。。

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【アングル3】

こんな所が

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こんな雰囲気になったり。。。(↑の写真とは逆向きの位置です)

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しかし。

建築現場って。

なんでこんなに。

きゅんきゅんするんですかねぇ~(笑

 

完成はお盆明けでございます。

乞うご期待!

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2012年08月11日

こんなイベントをしています!~パラシュートグループMg合宿~

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

 

タイトルを見て「マグネシウム合宿?」と読んだ方にはざぶとん12枚あげます。

そして、マグネシウムは私の好きな元素のひとつです。

 

◆そんなことはさておき

ちょうど8日前の、8/3から8/5にかけて、2泊3日でグループ合同のマネージャー合宿を行って参りました。

既に、グループサイトでもその様子をご紹介させていただいております(こちら

 

当社グループでは、夏と冬の年2回、Mg以上の主要メンバーが集まり、日々の課題を解決したり、ビジョン・ミッションの確認をすることを目的に合宿を行っております。

日常の風景から離れて、Mg一同が集まり、落ち着いてモノゴトを決めたり討議する場です。

 

主に、温泉宿(今回は定山渓温泉のふる川さん)で行うことが多いですが、過去の実績ではニセコのおしゃれ~なコンドミニアム(ココは良かった!)で実施したこともありました。

 

喧々諤々とした話をすることもあります。

また、合宿を始めたころは「話し合う」ということそのものに不慣れで、とても感情的な話し方をすることもよくありました。

回を重ねる毎に「話す」ということに馴れていきましたけども(笑

 

解決するべき課題はまだまだありますし、解決された課題も、更により良いものにするための課題もまた生まれます。

そういうサイクルを繰り返し、課題そのものがより高度な課題になっていくよう、日々取り組んでおります。

 

私たちパラシュートグループにはこんなイベントがございます。

お見知りおきくださいませ~♪

 

↓の写真は、今回合宿の1シーン。サービスの価格体系に関する議論をしている様子です=333

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2012年08月01日

注目!気温と売れ行きの親密な関係

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

 

富士山には月見草がよく似合うように、夏の蒸し暑さにはタンゴがよく似合う。

 

◆そんなことはさておき

ここ数日、暑い日が続きますね。電力状況も心配で毎日でんき予報をチェックしています。

暑い暑い。。。

今回は気温と売れ行きの関係についてTipsをまとめてみたいと思います。

定番的なマーケティングTipsですのでおさらいや復習の備忘録としてもご活用くださいませ。

 

JMR生活総合研究所爽力取材放課後ニュース(Powerd by LOTTE)からのまとめ>

各温度以上になると売れ始めるもの

・19℃以上:半袖Tシャツ

・20℃以上:ビール、アイスクリーム、エアコン

・21℃以上:ポロシャツ

・23℃以上:浴衣、じんべえ

・24℃以上:水着

・25℃以上:清涼飲料、麦茶、冷麦、水ようかん

・26℃以上:牛乳、殺虫剤

・27℃以上:アイスクリーム、ところてん、すいかの売れ行き急増

・28℃以上:夏物衣料、うなぎ蒲焼、日焼け止めクリーム

・29℃以上:日傘、パラソル

・30℃以上:ビールと牛乳は急増、シャーベット、アイスクリームは20℃の時の2倍の売れ行き

 

なるほど。

30℃以上でシャーベットの売れ行きがよくなるというのは有名な話ですが、牛乳がバカ売れするのですね。。。

購買履歴データを分析できる環境の方は、これらの定説について検証することができますね(笑

 

弊社は本社が札幌につき、気候・気温差やそれに伴う地域文化差があったりするかもしれませんが、上記は全国的な傾向として押さえておきたいTipsですね。

 

気温とモノの売れ行きの密接な関係性を頭に入れたならば、それを踏まえた提案が行えますね。

 

さて、ついでですので、2007年~2011年の過去5年間の一日の最高気温の平均値を札幌と東京で比べてみました。

kisho.png

 

ここ5年の動きですが

・東京では、夏休み入る頃の7月末に1日の最高気温は一気に上昇しますが、8/1はなぜか一旦暑さが落ち着く。その後、お盆期間に向けて最高気温はぐんぐん上昇する。

・札幌では、「暑いねぇ」とげんなりするのは8/3頃からお盆が終わるまでの10日~14日程度。お盆が過ぎると一気に秋の気候になる。
(しかし、今年は先週の7/26から6日連続で暑い日が続いております。。。)

そんな特徴がありますね。

 

気温データと上記の売れ行き法則を考えると、札幌でビールが「急増」することはないことになってしまいますが。。。(笑

この辺は、購買履歴データや統計局が発信しております「家計調査」データなどとも比べてみるといいですね。

 

なお、2010年はラニーニャ現象の影響で、猛暑になり、アイスクリームのガリガリくんが品切れになるなどの話題がありましたが、上記期間のエルニーニョ/ラニーニャ状況については

2007年:ラニーニャ

2008年:平均

2009年:エルニーニョ

2010年:ラニーニャ

2011年:ラニーニャ

という状況でした。(近年はラニーニャづいてますね。。。)

 

なお、この図は気象庁で公開されている気象データを元に構成しております。

気象データには、1日の平均気温、最高気温、最低気温の他、気圧、降水量、湿度、風速・風向、降雪量といったデータも公開されておりますので、エクセルなどでデータをまとめて分析されますと、意外な発見があるかもしれませんよ!

 

今日から8月です。暑い日は続きますが、みなさんも体調をくずされませんよう、ご自愛くださいませ。

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2012年07月24日

今だけ!リニューアルなう!

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

今週の27日は土用の丑ですが、セブンイレブンさんはその裏で密かに夏の恵方巻き(8/6)を訴求しているってご存知でしたか?奥さん。

 

◆そんなことはさておき

パラシュート株式会社。リニューアルなうです。

クリエイティブセンターを標榜する私たちです。会社の設備面でも改善するべきところは行って参ります。

お盆明けに稼働を目指して、リニューアルが進行中です。

 

昨今は、セットアップ/アセンブリと言われる、手作業で製品の最終加工を行える企業の重要性が高まっております。

当社もセットアップ/アセンブリのための適切な環境を整備するべく、今回のリニューアルを行っております。

 

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こちらは施行前の2Fエントランスの様子。

 

 

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R壁を取り払って見通しがよくなりました。

まるで同じ場所を写しているとは思えない変わりっぷりですが。。。

かなり解放感でました!

 

 

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こちらはオンデマンド部門の中村さーん!

彼女はシルクスクリーンのアーティストでもあるのです!!!

ここにあったR壁の湾曲度合をめいっぱい体で表現してくれました!!!

シルクスクリーンとは何の関係もありませんが!!!

ありがとう!中村さん!

ありがとう!ナイス笑顔!

J.J.田中の急なフリにも軽快に対応してくれてありがとう!

 

 

お盆期間中の完了を目指して現在施行中です。

お客様が安心して業務を任せていただけますよう設備面でも改善を行いながら、クリエイティブセンターとしてのバリューをハード面・ソフト面双方で高めて参ります。

リニューアルが完成しましたらまたご報告いたしますね!

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2012年07月18日

行き来する思考 ~論理思考が意思決定を導くか?~

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

夏風邪が流行っているようです!ご用心~!ご用心~!

 

◆そんなことはさておき

主張とは本来、主観的なものだ。客観的な主張というものはあり得ない。

論理思考はその主張を客観的に見せるレトリック(修辞技法)である。だから論理思考はよろしくない、ということを述べたいわけではない。

主観的な主張の意味を他者に伝えるためには客観性の脚色が不可欠だ。ビジネスの場面で、主観的な言葉をただ並べるだけでは、誰もその意味を理解してくれないだろう。主観と客観は二項対立として捉えられるのではなく、1つのセットとして扱われるべきものである。


しかし、論理思考がそれ単独で論じられることによって、論理思考は万能であるかのような盲信が生まれているように感じる。

たとえば、論理思考によって、意思決定が可能である、と錯覚されることがある。さらには、仮説を検証していけば解が得られると誤解され、その誤解に疑いすらもたれないこともある。

論理思考を身につければ、正解が得られ、正しい意志決定ができると考えるのは危険なことだ。なぜなら、それは主体性を希薄化させるからである。

主体性とは、主観的な主張を表現するリスクをとる意思を持つことだ。

論理思考は万能ではない/松丘啓司

 

冒頭から長い引用で恐縮ですが。。。

2年ほど前に読んだ本のことを思い出しました。

 

「ビジネス」とか言って、いきがって横文字コトバを使うようになってはや10数年。

タスク、マイルストーン、パラダイムシフト、ドッグイヤー、マウスイヤー、バジェット、ワントゥワン、ウィンウィンの関係(笑)、4P、3C、SWOT、PPM、「ロジカルシンキング」、ゲーム理論などなどなどなどなどなど。

22-23歳の駆け出しの頃から比べるとずいぶんとビジネスな言葉を覚えてきたものだと思います。

ビジネスにおいては論理思考が大事です!

確かに若いころには、飛び込んでしまったビジネスシーンに、そう教育されたと思います。

ロジカルシンキングはここまでの仕事人としての年月の中で、確かに重要なウェイトを占めているワードでもあります。

 

しかし、30歳頃を超え始めた頃から、ロジカルシンキングに対してどこかで違和感も感じておりました。

その頃はそれが何なのかを明確に意識することはできませんでした。

 

日々の迫りくる案件案件の毎日。

現状分析、MECEに把握、ゴールの設定、タスク分解、ロジカルに提案、相手に理解いただくためのストーリー構築、合意形成、手順構築、実行、イレギュラ問題に遭遇、状況適応対応、最適解の探索。。。

もしかすると、それら課題に対して、ロジカルパターンで日々をやっつけていたかもしれません。

 

―論理思考は主張を客観的に見せるレトリックだ

―ロジカルシンキングが意思決定するわけではない

―主張は本来主観的なものである

―主体性とは、主観的な主張を表現するリスクをとる意思を持つことだ

 

ぼんやりと感じていた疑問に電撃的に答えてくれたと思いました。

論理思考のうまさが正しい選択を導くものではないし、意思決定を導くものでもない。

 

そうじゃないか!

選択は常に主体的だったよ。

そして、常にリスクテイクし続ける試みじゃないか。

未来に対するリスクを合理的に回避してもダメなんだよ。

 

ロジカルに考えることはもちろん必要と思っております。

でもロジカル性に馴れすぎると、ロジカルな根拠を求めたくなってしまう病に陥ることもあるだろうと思います。

動機にロジカルな根拠などないでしょう。

「だって、そうしたいんだもん」

シンプルです。

 

したいものはしたいのです。

実現するためにどうするかを考える時、ロジカルに考える力は有用です。

また、人に受け止めてもらったり理解してもらう時にも、ロジカルに考え、伝える力は大事な力です。

ですが、論理性だけでは無機質です。

だって、論理には意思や感情はないのですから。

 

ロジカルに偏り過ぎた時は、直感的・感情的・情緒的な領域に揺り戻し、逆にロジカルに乏しい場合はロジカル性を得る。

行き来する思考をしていたいものだと思います。

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2012年07月12日

流動化の時代などと。。。

みなさんこんにちは! J.J.田中です。

サナトリウムで療養でもしたいキモチです。夏風邪に多少やられちゃいましてね。。。

 

◆そんなことはさておき

先日、弊社社長の佐々木が雑誌BRUTUS(7/1号)の特集について社内発信したことがありました。

「あたらしい仕事と僕らの未来」という特集です。

 

距離

時間

業態

文化

 

これらの境界を超える仕事がつぎつぎに生まれていると。

 

Web販売の登場によって、距離や時間の境を越えたビジネスが成立したことは象徴的です。

業界の境を越えると言えば、スーパー・ドラッグ・コンビニ間は、今や品揃えが互いにクロスオーバーしており、ドラッグやコンビニもスーパーのような感覚で利用できるようになりました。

また、この記事の紹介にもあるように、appleはiPhoneという新しい文化的枠組みを生み出し、その文化圏で流通する経済圏をも生み出しました。

ソフトバンクさんの太陽光発電事業参入や、楽天さんの太陽光発電システムの販売開始といった動向も上記の境界を越える試みです。

 

コロンブスのたまごみたいなものですが、これらの現象はすべて

 

・既存の枠組みをリセットしてさー

・既成概念に縛られないでさー

 

とかいったありふれたコトバで後付け説明できる現象です。

携帯電話のキャリアさんが電力事業なんてちょっと違和感感じますよね?

でも、携帯電話キャリアさんが電力事業をしてはいけないとか、Web通販で太陽光発電システムを売ってはいけないなんてこともないわけで。

多くはブランド認識のような認知が成立してしまっているがため、それと比べて違和感を感じるという、認識の壁に基づく違和感だと思います。

だからこそ、壁を越えるなんていう流動化現象を目の当たりにすると、なんか変な感じがすると。。。

 

ことさら強調することでもないですが。敢えて言おう!(笑

 

過去を見渡せば、国家も貨幣も人も文化も常に流動化してきたではないか!

世界の歴史とはすなわち流動化の歴史ということだ!

 

 

世界の有り様は日々流動化していますが、実は、自己の認識の流動化スピードはケッコウ遅いものです。

それどころか、元々の性質として、自己の認識は経年硬化する性質があり、硬化した認識は多くの場合「大人」とか「プライド」とか「信念」とか「正義」いったコトバに置き換えられていくのではないかと思います。

私自身も自分のことについて思っても、そうだろうなと思いますし。。。

 

でも。

境界線のあいまいさが今後も加速するとしたら、自身の考え方もあいまいな状態や多面的な状態を受け入れる心構えはしておかなければなと思います。

 

簡単に言いましょう。

自身がなにげなく思っている

「フツーこうだろう。こういうもんだよ。」

この感覚を疑うのだ。

そうじゃないかもしれないと。

 

多くの当たり前と思う事柄や習慣を疑うことは重要です。

社会的に共有された習慣だけでなく、自己の習慣そのものも疑いの対象とすることです。

 

月並みなオチです。。。(笑

 

でもその疑いを実際に行う人は多くはないでしょうし、疑いをもとに仮説を作り実際に行動まで行う人はさらに少なくなるでしょう。

でも、少なくとも、新しい流動化状態は疑いの中からしか生まれないと思うのです。

 

自身が一つの個体として、自身の有り様に対して疑いを持ち続けることはとても重要な思考習慣だと思ったわけです。

流動化するシゴトというトピックをきっかけにこんなことを思った次第でございます。

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2012年07月02日

人に楽しんでもらうっていうキモチについて~その2~

みなさんこんにちは! J.J.田中です

今週の土曜日7/7は全国的には七夕ですが、北海道では8/7だってご存知でした?

 

◆そんなことはさておき

2月に「人に楽しんでもらうっていうキモチについて」というタイトルでブログを書きました。

会社でイーモバを頼んだ時のエピソードです。

 

先日、もう一つイーモバが必要になりました。

そこで、今回もまた同じ販売店さんにお願いすることにしました。

首尾よく手続きいただき、今回もまたサプライズいただきました!

 

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今回もかわいいラッピングに手書きのお手紙。

写真は弊社のステキ姉さん。彼女のモバイル環境の整備でございました!

 

 

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そして、monocaカードのおまけつき!

イエ―イ!

 

今回もまたありがとうございました!

 

さて。。。

今回ももちろん満足でしたが、4Pの視点から少し考察します。

イーモバイルという商品を扱う方にとっては、自らの意思で商品そのものを差別化することはできません。

従って、4Pのうち、Productを変えたり工夫することはできません。

では、Priceはどうか?

これも、キャリアさんの料金体系に従うわけなので、サービス価格自体は販売店さんの力で変えることはできません。

 

Place(Channel)はどうか?

直営店、代理店、量販店などの流通チャネルの違いはありますが、築かれたチャネル網はおいそれと変えることはできません。

 

ではPromotionはどうか?

キャリアさんによるプロモーションと独自のプロモーションに分けられますね。

キャリアさんプロモーションは基本的にはどの販売店さんにとっても同じ条件なのでしょう。

もちろん、自社独自のプロモーションは独自に工夫を凝らすことはできますが、わりとどこも似たり寄ったりではないでしょうか。

 

新規加入時の割引やキックバックのようなオファーに加えて、何か付け加えるアドオン型のオファーを行う場合もあるでしょう。

しかし、それにも限界はありますし、他社と比較して大きな差別化を行うことが難しいのではないかと考えます。

 

となると、基本4Pの視点で考えると、かなり自由度が少ないということになりそうです。

ではユーザは何をトリガーにそのお店で利用申し込みをするのでしょうか?

 

近いから。

という理由(Placeの問題ではありますが)は現実的には多いとは思いますが、他の重要な理由としては「人」という領域があると思います。

 

今回も、お願いしたのは関西の販売店さんです。

きっかけは1枚のFAX。いわゆる営業FAXです。

そのFAXに対して、問い合わせたという私の行動は、確かに「たまたま必要であった」というタイミングの良さに基づくものではあります。

しかし、2回目の動機は、たまたまではなく、とても能動的にその販売店さんにお願いしております。

前回の満足体験に基づき、その満足体験をもう一度味わいたいという、いわば快感原則に基づく行動かもしれません。

 

まぁ、そんな大そうな言い方しなくても、単純に、前回よくしていただいた担当者さんだったから、またお願いしたい。

シンプルなものです(笑

 

製品や価格、チャネルに対して、積極的に工夫を凝らすことができない時はやはり、人の対応・接客サービスそのものが重要な差別化ポイントになることを実体験として経験した次第です。

「買ってください!」「お願いします!」といった象徴としての「営業」という行為を言うのではありませんし、逆にそれは嫌なキモチになります。

 

そうではなくて、お客様と電話でもメールでもよいですが、とにかく第一接点を持った瞬間に、どれだけちゃんと人として対応できるか、という対応・接客が重要だと思う次第です。

 

・質問に的確に答えてくれる

・テキパキと対応してくれる

・声が明るい

・確認したことをちゃんとやってくれる

・未確認ならば確認して認識齟齬をなくす

・気が効く

・いやみな態度や声色ではない

・相手の話をちゃんと聴く

 

などなど、基本的だと言われればそれまでなのですが。。。

でもなかなかそういうキモチの良い対応に出会うことがない昨今ではないでしょうか。

キモチの良い対応に出会うためには、自分もキモチの良い対応に努めようという態度が必要だと思っております。

 

売り手と買い手。発注者と受注者。

十分な関係性も構築できていない状態において、そういう上下だとか主従みたいな関係性を前提とした思いを持っていると、キモチの良い対応はたぶん体験できないであろうと思います。

人に楽しんでもらうっていうことは、目の前にいる人に対して、単純に、ちゃんと関わりあいたいと思うことだと思います。

それは、片方だけ(自分のみ、もしくは相手のみ)思っていても成立することはなく、相互が同時にそう思っている必要があります。

 

今回のやりとりを通じてこんなことを思いました。

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2012年06月13日

報告!AISAS的購買プロセス

みなさんこんにちは! J.J.田中です

ELLEオンラインによる、うお座6月後半の運勢

「周囲の状況に合わせて混乱も。本音トークが事態改善の鍵」

とのことです。

 

◆そんなことはさておき

今回はハタと思いたち、情報認知経路とマイインサイトについてAISASの観点で報告してみます。

思いのほか長文になってしまい申し訳ないです。。。

 

【Step1】 6/11(火)流通ニュースでメンズコスメ市況について情報認知する。

定期的に流通ニュースをチェックしています。

6/11(火)の記事でメンズコスメ市場の市場規模に関するニュースがあり、

「なるほど1000億円市場か。節電対策需要という背景もあるのだな。フェイスケアとボディケアが牽引。ふむふむ」

と頭の片隅にメモリする程度の認知を持っておりました。

 

【Step2】 6/13(水) 朝。 通勤地下鉄の車内広告に目がとまる。

「女性のホンネに気づいてないのはあなただけ!」

「男30歳からの気になるニオイを断ち、汗を防ぐ。男デオナチュレ」

69-写真 12-06-13 8 00 46.jpg

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ドキッ!!!

「オレ。。。男37」

 

なになに。そうなの???

「男デオナチュレ」って???⇒メモリ

ついでにiPhoneで写真とって、車内広告そのものもメモリ。

 

クチコミで伸びている商品なのかー。ふむ。

2年連続第1位&殿堂入り。。。なるほど。でもどこで1位なの?そして、何の殿堂に入ったって言うの?

まぁ、そんなつっこみはおいておいて、そう言うからにはそれなり人気があるんだろうよ。

 

そっか。そうだよなぁ。夏になってくるしな。

 

あ!そう言えば、この前の流通ニュースでメンズコスメ市況のニュースやってたな。

⇒⇒⇒情報がつながる!!!

 

なんだっけ。フェイスケアとボディケアが牽引するんだっけ?

そっかー。このデオナチュレっていうのもそのシーンとリンクしているものなんだろうなぁ。

うちの会長も2年ほど前にメンズコスメに注目!とか言ってたなぁ。

とりあえず、会社ついたら、「男デオナチュレ」で検索してみるか。

 

ハッ!

これまで地下鉄広告で見た情報について検索しようなんて思ったことなかったのに、なんでオレは検索しようという動機が高まってるんだ???

 

。。。自己を見つめる。。。

 

ん!?

「女性のホンネに気づいていないのはあなただけ!」???

「オレだけだったのかーーーーっ!φ(゚∀゚ )」

「しかも37歳だし。おじさんになってきたし。

どうもこの辺が私のココロにヒットしたようです。。。

 

【Step3】 デオナチュレのサイトをチェック(まんまと誘導されております)

deonature.jpg

 

01.この青は好きな青だなぁ

 

02.「直ヌリ」はもうわかったよ。

 

03.「男30歳からの気になるニオイを断ち」云々。。。うんうん。気になるよねぇ。

 

04.商品は4種類かー。足指対策商品もね。ほぅほぅ。

 

05.商品名に全部「男」がついてる。。。vv 男感全開だな。

 

06.「女性のホンネ」教えますの詳細ページをクリック。

なんだオレ。女性のホンネが気になるってことなんだな。と自己理解。。。

お。画面一番下にオンラインショップへの誘導。セオリー通りですな。

 

07.続いて「おじさん」のニオイの詳細チェック。

確かにおじさんのニオイに変わった感じは感じておりますよ。。。まぁ、年とともにそう変化するのもしょうがないよなとは思いつつ。。。

「他人はあなたのニオイに気づいています!」にドキリとしながらも、そこまで言わなくても。。。と。

 

08.続いて、利用者のインタビューページをチェック

おぉ!ユーザのインタビューが!しかも動画だ。

とりあえず、親近感を期待して、今の自分と最も年が近い人のインタビューを見る。ふむ。

 

09.よし。商品内容をチェックするぞ。

とりあえず「男ソフトストーン」。これが売れ筋っぽい気がする。

4つの特徴をチェック。しかし、成分名を列挙されてもよくわからない。。。

知りたいのは成分名じゃなくて、ユーザベネフィットなんだよっ!とココロの中でつっこむ。

でもまぁ、グリチルリチン酸ジカリウム並にそれなりの効用があるものだろうと受け止める。

 

10.あ。ページ右上にmixi、Twitter、facebookのボタンついてたことに気づく。

 

11.むぅ。。。まぁ。じゃぁ。買ってみるか。

と。あっさり購入ボタンをポチ。

 

次の画面になって、初めて値段が気になったことに気づく。(意外。。。)

ほぅ。880円だったか。

送料どうなるんだろう?

ショッピングカートには送料表示はまだ出ないか。

まぁいいか。ではご注文ページへと。

ほぅ。注文時は「これいいね館」っていうサービスに飛ぶんだ。

初めてだし、ユーザ登録しないとな。これがめんどくさいんだよなぁ。。。でも登録。

カチャカチャカチャカチャ。

誕生日ね。

って、生年月日の生まれ年のところプルダウンしたら、1923年生まれから始まってる。

これって、今だったら89歳ってことだよな。

まさか。。。ホントに?んなわけないよなぁとは思いつつも。。。気にせず自分の誕生日を入れて登録。

支払い方法選択ページに来た。

お。なんかポイントつくらしい。

ユーザ登録で300ポイントってことかな?

 

配送先を別途追加できるのか。

じゃ、勤務先に送ってねと。。。

これはありがたいね。

普段自宅で受け取るのはなかなか難しいので。

 

この記録を書いているのは6/13。配送希望日は。。。

おぉ。6/23以降しか選べない。。。

ケッコウかかるのねぇ。

今週末には届くのかと思っちゃったよ。

まぁでも。いいよ。オッケー。

 

よし。必要事項記入完了。

OKポチ。

でた!送料420円。ポイントは300円分差し引いてってことか。

グロスで。。。1000円!

ふむ。適度なプライスかな。

では「この内容で購入」ポチと。

 

最後はクレジット情報の入力ね。

よし。オッケー。

 

受注メールもきたし。ひとまず注文完了だね。

 

【Step4】 レビュー

商品はこれから届くわけですが。

私にとって、地下鉄広告からの情報検索⇒内容理解⇒購入アクションというのはかなり珍しい経験をしたことになります。

普段、地下鉄で多くの広告を目にして、いったい誰がこの広告をキーに情報取得したり、商品購入していくのだろうか???と思っておりましたが、実際に自分がそういうのを体感した結果、ターゲットというのは確かにセグメンテーションされているなとリアルに感じました。

(問題は費用に見合う広告効果があるかどうかですが。。。)

 

今さらながら。。。という気もしますが、自身が体感すると同時に、その体感状態を客観的にトレースしてみることで、自身というターゲットが何に反応して、何を考えたのかがよく分かってしまいました。

そして、似たように思う人が一定ボリュームいるんだなぁということも。

 

人の購買行動には様々な要素が関連しておりますが、今回の私の購買行動を振り返り、どんな要素が重なりあったかというと、30代男性というデモグラフィック属性以外にも、体質についての関心や、自身の価値観といったサイコロジカルな要素や、事前にメンズコスメ市場に関する関心が高まっていたことも大きく関係していると思いました。

また、サイトテイスト、コンテンツ、コピー、サイトのユーザビリティ、媒体設計、顧客関係継続ストーリーなど、一連の連動性あるストーリーがセオリー通りに表現されていると思いました。

昨今の販促シーンにおいて、多チャンネル化というトレンドがありますが、今回の私の体験もその一つの例だなとしみじみと実感した次第です。

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